なぜ遠隔で施術ができるのか

植物ネットワークから考える遠隔施術

なぜ遠隔で施術ができるのか 植物のネットワークから 

最近東京からいらっしゃるお客様に遠隔施術を行っています。長野まで車で往復6時間かかるためはじめました。

はじめはできるかどうか確信がないまま実験的にスタートしたのですが、対面の時と同様に成果がでています。

そもそも、触らずに施術というのが不思議なのにそれらさらにオンラインで結果を出すのでますます不思議がられています。

遠隔施術の最中に身体の柔軟性が向上し、血行がよくなったと実感されています。身体が実感できない内蔵のコンディションなども遠隔でケアしています。 

なぜ遠隔で施術ができるのかは気功などでは長年研究されていますが、距離が離れていても、オンラインでなくてもできる理由についてはまだはっきりとは解明されていません。

 

遠隔の施術について自分でもいろいろと考えていますが、面白い動画を見つけました。

アメリカの植物学者スザンヌ・シマード博士の「森で交わされる木々の会話」です。

 

このTEDの動画では、森は菌糸によるインターネットをもっているような状態で、危機を知らせたりホルモンで会話をしたりするだけでなく、実際に遠く離れた木に栄養を送ったりもしているそうです。また、自分の種から生まれた木には他の木よりも少し多めに栄養を分け与えたりもするそうです。 

シマード博士は

「森はただの木の集合体というだけではなく、ハブとネットワークを備えた複雑なシステムであり、その中の幾重にもなる繋がりが木々を繋げ互いに交流させ、それが情報交換や環境適応の手段となり森の再生力を高めている」

と語っています。また、遠くの木同士が会話できるよう、情報を集めて拡散するハブツリーの存在も確認されています。

 

木々が語り合うというなんとなくのイメージの話ではなく、実際に情報と物質の伝達が行われていること、それらが様々な実験により明らかになっていることに驚きました。おそらく植物が人間にどのような影響を及ぼしているのかもさらにはっきりするのではないでしょうか。 

これらは木と森の話ですが、人間も未知のネットワークでつながっていないとは限りません。世の中に飛び交っている電波や電子的な情報はそれを受け取る機器がなければ知るすべがありません。ラジオの電波はたくさん流れているのに、ラジオのチューニングを合わせないと聞くことができないのと同じです。 

たとえ体験して効果を感じても理由がわかるわけではない遠隔施術ですが、21世紀になり植物のネットワークがわかったことと同様に、22世紀になる前に人間同士の今まで知られていなかったネットワークが解明されたら面白いなと感じています。

「脳整体とは」のページで、心臓の鼓動の影響で傍にいるだけで元気になる、ということに触れましたが、このようなことも今まで知られていなかった人間のネットワークと言えますね。ただ心臓の鼓動の影響は数メートルなので、距離が関係ない人間同士のネットワークはまた違う仕組みかと思います。 

※遠隔施術に関しては一度もお会いしたことのない方には行っておりません、実際に施術を受けられたお客様にのみ対応しています。(今後、遠隔施術の修行を積み確実に効果が出せるとなりましたらオンラインのみの受付も開始いたしますのでしばらくお待ちください)

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